ベランダ防水(ウレタン防水)
2017年03月30日
写真はベランダの防水リフォームの現場です。
一戸建ての一般的な住宅の防水には、大きく別けて以下の4種類の工法があります。
FRP防水 , ウレタン防水 , シート防水 , 金属防水 です。
こちらの現場は、ウレタン防水です。
ベランダやバルコニーの防水は、防水層本体を紫外線や酸性雨などによる劣化から守るために
トップコートと呼ばれる塗膜による表層保護を施します。
そのトップコートは定期的な塗り替えメンテナンスが必要となり5年ごとの塗り替えが理想です。
設置場所の方角など日照条件や地域の気候などによってもメンテのスパンは異なりますが、
7年から遅くとも10年に1度はメンテナンスをしないと表面のトップコートは風化してしまい
その下の防水層本体にダメージが及んでしまいます。
上の写真は、トップコートがはげてウレタン防水本体がさらされてしまっている状態です。
防水層本体が劣化してしまった場合には、再度防水工事を施工する必要があり
トップコートだけの場合よりもちろんコストは嵩んでしまいます。
既存の防水の上に下地処理をして、ウレタン防水を重ねて再施工した様子です。
防水基材が硬化してから、この上に防滑仕様のトップコートを施工します。