床下の陥没

2009年06月09日

「床がきしむ」という症状が出て、床下の調査をした時の写真です。
地盤が大きく陥没していました。

地盤 陥没

床組みの構造は、床束と呼ばれる短い柱を束石(ピンコロ)の上に建てて、
地面から床を支持しています。その間隔は一般的に91cm(3尺)ピッチです。

写真ではその束石が陥没により2個遊んでいるので 2.73m(9尺=1間半)もの距離を
大曳き1本で持たせた状態になってしまっています。
これにより床組みごとたわんだ事が床がきしんだ原因です。

この建物の築年数は29年。
建築前にこの位置には樹木が生えていたとの事です。

当時、抜根した所をその現場の土で埋め戻した事が想定できますが、
割栗石や砕石を入れての転圧など地業が不十分なままだったのでしょう。

この例では床を支える床束の下で陥没が起きていたので床がたわむだけで済みましたが、
もし柱の下でこれだけ大きな沈下が起きていたら、鉄筋を配した基礎であっても
コンクリートに亀裂が入り土台ごと下がってしまった事でしょう。

井戸や下水の吸い込み縦穴の埋め戻しなどでも、このような陥没は時々見かけますが、
数年から十数年かけて50cm以上も陥没する事があります。

ただ、こういった局所的な陥没であれば、修繕する方法はいろいろとあります。

床鳴りやキシミでお悩みのお宅はぜひ1度床下の調査をしてみましょう。

調査依頼は 【 こ ち ら 】 からどうぞ。

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